あからさまなんだよ。

君と私の生存記録

落ちていく煙は何処に行く?

こんばんは。

飽きもせずシフォンリリーのアロマを炊いてふとんの上にいます。

梨加です。

 

自分の足の速さより速い速度って、経験できる機会は今どれだけ増えてしまったんだろう。

今、芥川龍之介のトロッコが思い出された。

なんでだろう。

 

ふわふわのキラキラが似合う女の子になりたかった。

10歳そこらの年齢の時、ひたすら憧れていたあの分厚いフリルっていうのはなかなか再現が難しく、そして無邪気に身につけるにはちょっともう難しかったりする。

私にはこのシフォンリリーの香りがフリルのついた衣装だったり、あの時憧れていたきらきらやふわふわなんだと今気づいた。

 

私は昔に比べていろんなことが主張できるようになったし、考えも言葉にするようになった。

じゃあこの匂いに包まれている時、私は無邪気の皮をかぶって何がしたいんだろう。

 

このきらきらとふわふわは魔法なのか、何を私は取り戻そうとしているんだろう。

わからないけど、今日も明日もとりあえず、100ミリリットルの魔法にかかる。