あからさまなんだよ。

君と私の生存記録

そんなことで謝んないでよ。

母の姉が東京に越してくるそうです。

でも姉の中学二年生の子は嫌がってるそうです。

そんな話をして、今後の奨学金の返し方の話をして、電話を切ったあとにLINEで「本当は大学のお金はお母さんが払ってあげたかった。ごめんね。」なんて文章が来ました。

こんな親不孝なのにって笑っちゃってちょっと泣きながらいま、テレビを見ています。

 

母とは多分小さい頃から折り合いが悪くて、もうほんとに悪くて。とかく言葉が強くて、絵を描くのが好きだった中学生だか高校生の私に発破をかけようとして、絵をコンクールに出そうとした時に「これじゃだめだよ。コンクールなんか取れるわけないじゃんこんな絵で」と言われたのを覚えてます。

その絵はなんか恥ずかしくてクシャクシャにして捨てちゃいました。

 

とにかくとにかく家が出たくて、頑張ったねって送り出してもらった大学を中退すると共に、家を出ました。知り合いの方にお引越しを手伝ってもらって車を出してもらうときに、母が深々と頭を下げてなんどもなんどもお願いしますと言っていたのを思い出しました。

母との思い出はもうその時からほとんど更新されていないです。

 

親不孝なことをし続けているなとつくづく思います。いつも心配だ心配だという母の電話を私はなかなかとれません。

家を出るまでの21年いくらでも話し合えたかもしれないのに、思ってもらえてたと思うのに、折り合いがどうしても今もつきません。

 

早く家に招待してって言う母の言葉をずっとずーっと先延ばしにしてしまいます。

綺麗な言葉にはできないけど、また母とご飯を食べに行きたいなと思います。

寂しがりなので、その日は家に泊めてあげようかな。とか。思ったりして。